家を考えることは、生き方を考えることだった 〜建築模型展に行って感じたことと、ホメオパシーの可能性〜

娘と一緒に、六本木にある国立新美術館「リビング・モダニティ住まいの実験展」に行ってきました。

娘はこの春から建築工学を学び始めましたが、

私は「家は快適に住めれば十分」という視点で、住まいを選んできました。

家族が多いこともあり、とにかく部屋数…

次に駅からの距離、贅沢を言う余裕があれば、生活動線、水回り。

どちらかと言うと建築そのものよりも、ミニチュアや模型に興味があり、同行することにしました。

会場では、20世紀を代表する建築家たちが手がけた14軒の住宅が紹介されていました。

多くは建築家自身が暮らした自邸であり、細部にまでこだわった設計や、日々の暮らしを楽しむための工夫が随所に見られました。

どの家も、機能性や快適性、芸術性を徹底的に追求した実験的な住まいばかり。

せっかくなので、私も「自分ならどんな家に住みたいかな?」と考えながら、

小さな模型を眺めてみることにしました。

どんな暮らしがしたい?

ミラー邸

写真の左中心の部屋はリビングダイニング。

クッションがぐるりと配置されたテーブルで、大勢の子どもたちと食事をしたら楽しいだろうなとイメージが湧きました。

もし子ども食堂をするなら、こんな空間で。

窓から光がたっぷり入って、子どもたちの笑い声が響きそう。
食事を終えたらそのままお庭に出られるようになっています。

フィッシャー邸

小さいながらも、木々の緑や景色を室内に取り込む工夫、丁寧に考えられた空間設計が心に残りました。

暖炉のある部屋に作り付けのベンチ(リアルサイズの展示がありました)に、すっぽりはまりこんでいる自分が想像できました(笑)。

「どう生きたいか」から家を考える

ただ、会場を歩きながら、あることにも気づいてしまいました。

中二階のように細かな階段で区切られている住宅を見ると「足が悪くなったら大変そう」

小高い丘の上に建っている住宅は

「景色は良いけど、毎日山坂を登って帰らなくてはならない」

「地盤は大丈夫だろうか」

震災のこと、バリアフリーのこと、介護のこと——

もちろん、現実は大事。

でも、「足が悪くなるかもしれないから、最初から段差のない家にしよう」

「年をとったら買い物に行けなくなるから、便利な場所に家を建てよう」

そんなふうに、“未来の不安”を前提に考える自分は、夢がないなぁと感じました。

「老い」や「病気」は、人生のどこかで起こるかもしれない。

でも、それに備えることにばかり意識が向いてしまうと、今この瞬間を生きる喜びを忘れてしまう。

少し、もったいないような気がしました。

その視点で考えると、ホメオパシーが大切にしていることと、どこか通じていると感じました。

ホメオパシーで「100年元気な人生」

ホメオパシーは、「症状を抑える」ことが目的ではなく、その人が本来持っている自己治癒力を引き出す療法です。

たとえば、「年をとったら足が悪くなるかもしれない」と思っている人でも、

「こうなるかもしれないから備える」のではなく、

「そうならないように今からケアする」という前向きなアプローチが、ホメオパシーにはあります。

家も体も、“制限”ではなく“可能性”から考える。

家を考えることは、生き方を考えることなんだなと改めて感じました。

そしてホメオパシーは、そういう「どう生きたいか」を応援してくれる自然療法だと思っています。

100年元気に、自分の足で歩いて、自分の暮らしたい場所で、

自分らしく生きていくために——

“家”も“身体”も、自分で選んで、自分で守っていきたいですね。

病気になる前にできること、

年齢を理由に諦めない身体づくり、

自然と調和して生きる方法——

そんなことにピンときた方は、ぜひ公式LINEに登録してください。

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結局は…

そして、有名建築家たちが家族と住むために建てた自邸の数々を眺めながら、

オスが作った巣をメスが気に入れば、そのお相手とツガイになるというニワシドリ(参考:ナショナルジオグラフィック)を思い出しました。

バウワーバードの画像

そう言うのもありだなぁ…と妄想しながら、 

結局のところ、中に誰がいて、そこで自分がどう生きるかの方が大切、

家は快適に住めればいいやと思ったのでした。

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