ようやく暖かくなり、ホッとする一方、
風が強く、空気が乾き、花粉や埃が舞う季節。
お花見やお散歩に出掛けたいけれど、
目がかゆくなったり、鼻がムズムズしたり…
春は身体にも心にも刺激の多い季節です。
以前の私は、春になると鼻のムズムズと環境が変わることへの所在なさから余裕がなくなり、
「またこの季節が来た」と少し憂うつに感じていました。
そんな私が、春を心地よく過ごせるようになったのは、
ホメオパシーに出会ってからでした。
春のゆらぎと「肝」の関係
東洋医学では、春は「肝」と深く関わる季節といわれます。
「肝」は体内のエネルギー(気)の流れを整え、
感情のバランスを司る臓腑です。
ストレスが溜まると肝の働きが滞り、
気分のムラやイライラ、頭痛、肩こりなどにつながることがあります。
また春は、冬にため込んだものを外へ出す季節。
身体が内から外へと開いていくタイミングでもあります。
花粉症の症状が強く出るとき、
実は「花粉そのもの」だけでなく、
冬の過ごし方が影響していることも少なくありません。
また、ホメオパシーでは「原因は常に内側にある」と捉えます。
私自身もここを見直したとき、春の不調がぐっと軽くなりました。
春の食養生(食からのケア)
春におすすめなのは、山菜や苦味のある食材。
菜の花、ふきのとう、タラの芽などは、
冬の間に溜まった老廃物を外に出し、肝の働きを助けてくれます。
少し苦味のあるものを「美味しい」と感じられるとき、
身体がちゃんと春に向かっているサインかもしれません。
また、春に出回る黄色く酸味のある柑橘類もやさしいサポートになります。
黄色は「明るさ」や「再生」を象徴し、気分を軽やかにしてくれる色。
ホメオパシーの世界にも「Yellow.」というレメディがあり、
肝臓を助けながら、沈みがちな気持ちをそっと引き上げてくれます。
ホメオパシーで春の身体を整える
肝臓をサポートするオーガンレメディ
・Tarax.(西洋タンポポ):肝臓や消化のサポートに
・Card-m.(オオアザミ):肝と脾の代謝を整える
・Hydr.(ハイドラスティス):解毒や慢性的な粘膜トラブルに
いずれも6x~12xのポーテンシーで、1ヶ月を目安にお取りください。
春のゆらぎ・心身のテーマ別レメディ
新しい環境に緊張しやすいとき
進級、進学、就職、人事異動など、春は環境が一変する季節です。新しい環境で緊張しやすいときや、人との関わりに不安を感じるときには、以下のレメディが助けになるかも知れません。
・Ambr.(クジラの胆石):対人恐怖。恥ずかしがり屋。
・Arg-n.(硝酸銀):予期不安。バタバタと気が急いて不安。
・Lyc.(ヒカゲノカズラ):自身がない。新しい経験に対する恐怖。
眠りの質が乱れやすいとき
・Ameth-E.(アメジスト):頭頂部のクラウンチャクラに作用し眠りを促す。不安から眠れないときに。
・Nux-v.(ナツメグ):働き過ぎで緊張や不安が強い。頭の興奮が冷めず色々な考えが浮かんで眠れない。早朝覚醒。
・Coff.(コーヒー豆):五感が鋭敏、ベッドに入ってから発想が湧いて興奮して眠れない、頭脳労働、アルコール摂取後の不眠
花粉症のサポート
・Ars.(三酸化ヒ素):鼻の下がヒリヒリする鼻水や倦怠感を伴うタイプ
・Nat-m.(岩塩):水っぽい鼻水や鼻づまり
・Apis.(ミツバチ):目のかゆみや腫れ
・Euphr.(コゴメグサ):涙や目の刺激、鼻のムズムズ
花粉症は、冬に寒さで滞った水分を、春の刺激で外に出す身体の自然な反応であるとも言われています。
なるべくお薬に頼らずに、上手に経過できると良いですね。
お腹の調子が乱れやすいとき
春は環境の変化や緊張から、お腹の調子がゆらぎやすい季節でもあります。
下痢(お勧め順)
・Verat.:ウイルス性胃腸炎、身体が冷えて衰弱している
・Ars.:冷たい食べ物、飲み物をとった時、刺激性の下痢
・Arg-n.:イベントや仕事でのプレッシャーなど心因性の下痢
便秘
・Bry.:乾燥して硬く大きな便、喉が乾く、仕事のストレス
・Nat-m.:コロコロした羊の糞のような便
・Nux-v.:座りっぱなしで頭脳労働者の便秘
いずれも、30C、200Cのポーテンシーで、1週間を目安にお取りください。
不調を体質のサインとして見る
花粉症など、毎年繰り返す春特有のゆらぎは、
単なる一時的な反応ではなく、
体質のサインとして現れていることもあります。
「毎年つらいな」と感じている方は、
一度じっくり身体を見つめてみるタイミングかもしれません。
変化の季節に、心を置いていかない
春は、外側の変化が大きい季節。
環境は変わっているのに、心が追いついていない。
環境が変わることがそもそも苦手。
そんなときに、フラワーエッセンスのウォルナットは、
変化の中でも自分を保つサポートをしてくれます。
がんばって合わせにいくのではなく、
「自分のままで馴染んでいく」
そんな感覚です。
おわりに
四季のある日本に暮らすということは、
自然とともに、心や身体も静かに移ろっていくということ。
春は、どこか揺らぎやすい季節。
だからこそ、無理に整えようとするのではなく、
「今、どんな状態かな」
とそっと気づいてあげることが大切だと感じています。
かつての私は、春をどこか怖れていました。
けれど今は、
「冬に溜め込んだものを一掃するチャンスの季節」
と思えるようになりました。
新しい環境や人とのつながりに、少しずつ踏み出していく。
その中で自分なりの自信を育てながら、
やがて巡ってくる次の季節へと、静かに備えていく。
それぞれのペースで、無理なく。
この春が、あなたにとって少しでも心地よいものになりますように、
そして来年の春が、今年より心地良くなるように、
今から準備をして行きましょう。
・毎年春の不調を繰り返している
・自分に合うレメディがわからない
・なんとなく不調が続いている
そんな方は、一度ゆっくりお話を聞かせてください。
身体の状態やこれまでの経過を見ながら、今のあなたに合った整え方を一緒に探していきます。
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